アジア系アメリカ人風メイクを考える
ドラマ「プリティ・リトル・ライアーズ(PLL)」にハマっています。ゴシップガールと同じ制作チームということで見始めたんですが、気になったのがアメリカにおけるアジア系女優のメイクの進化。昔のアメリカにおけるアジア系女優メイクといえば、たとえば「チャーリーズ・エンジェル」ルーシー・リューや「グレイズ・アナトミー」サンドラ・オーなど。凹凸の少ない顔、細いつり目、高い頬骨を強調したスタイルだったのですが
みんな大好きルーシー・リュー御大
PLLのアジア系女優であるシェイ・ミッチェルは全然違ってびっくりしました。日本人好みなんだけど、しかし欧米風でもある。顔は立体感を意識したシェーディングが駆使され、目は縦方向の大きさも意識したアーモンドアイ。頬骨の強調は相変わらずですが、シェーディングのためより自然な雰囲気に。
肌だけシェイ・ミッチェルにしてみる
買ったまま放置していたセザンヌのシェーディングスティックの出番がやってきました。こちらはかなり赤茶色の発色なので、ちょっと普通の日本風メイクだと肌から浮いて仕方がなかったやつです。しかしこの赤茶色は逆に、ちょうどシェイのようなエキゾチックな陰影を作るのに向いていそうです。入れ方は以下の動画をそのままやってみました。
How to Apply Bronzer | Asian Makeup - YouTube
結論から言うと、かなり良い。ちょっとしたことですがめちゃくちゃ大人っぽい顔になります。単純に比較すると、シェーディングの範囲が広いので少し日焼けした風になりましたが、大人っぽくてそれはそれで良かったです。焼けた肌のほうが白肌よりセクシーという欧米的価値観が理解できた気がします。逆に、日本風メイクというのがいかに幼さやイノセントな雰囲気を追求しているのかよくわかった気もします。服の雰囲気にあわせて使い分けると楽しそうだなと思いました。